股関節の病気について

変形性股関節症‥‥太ももの骨の、骨盤に入っていく骨頭の表面に覆っている軟骨がすり減り、軟骨の下の骨がむき出しになっていき、

その骨頭の表面は凹凸となり、部分的に硬くなっていきます。

成人の方の股関節疾患の中で最も多くみられるもので、特に高齢者に多くみられ、昨今増加してる疾患の一つになります。

一次性変形性股関節症と二次性変形性股関節症があって、日本では二次性変形性股関節症が多く、特に女性に多いのが特徴になります。

 

一次性変形性股関節症 ‥‥原因は不明であって、関節面はすり減り、骨が変形していく病気です。

二次性変形性股関節症 ‥‥生まれつきの股関節の脱臼(先天性股関節脱臼)や、股関節の発育が悪い      (臼蓋形成不全)ことなどが原因となり発症する。

 

 

(特発性)大腿骨骨頭壊死症‥‥大腿骨の骨頭に栄養を送る大腿動脈と静脈の走行は、非常に複雑であって血行障害を起こしやすく、大腿骨頭

壊死はその骨頭に栄養が行き渡らなくなっていく病気です。原因は不明ですが、一説にステロイド剤の多用、アルコールの多飲など

発症すると言われています。この病気は我が国の特定疾患に指定されています。

 

関節リウマチによる股関節症‥‥女性に多い疾患で、(男女比率1対4)30歳~50歳代が好発年齢になり、若年層から高齢者に発症します。

体の関節に炎症が起き、腫れて痛む病気です。最初、手や足の指の関節が腫れたり痛んだりし、やがて肘や肩、首などの関節にも

炎症や痛みが広がっていきます。股関節にその症状が広がっていくと、痛みと共に関節の動きが制限され、日常生活に支障が起きてきます

   大腿骨頚部骨折‥‥ 高齢者に多い骨折で、躓いて、転倒したりして起きる骨折です。高齢者で骨粗そう症が原因の方に起きやすく

寝たきりになる原因の第3位の骨折です。中でも大腿骨頸部骨折は4人に1人程度が寝たきりになる原因になります。